🌸長崎のお盆—花火と鐘楼船に込められた想い
こんにちは、税理士法人ネクスト・プラスです。
8月も半ばを過ぎ、長崎ではお盆の風景が街を彩っています。今回は、長崎ならではの「お盆の風習」について、花火や鐘楼船(しょうろうぶね)に込められた意味を交えながらご紹介します。
🎆長崎のお盆と花火
長崎のお盆といえば、花火が印象的です。一般的には「お盆の初日」や「精霊流し」の夜にすることが多く、亡くなった方の魂を迎え入れる&送り出す儀式の一環として行われます。爆竹の音が響き始めたら、鐘楼流しが始まった合図。
- 花火は「迎え火と送り火」の役割を果たし、故人の魂が迷わず帰ってきて、また旅立てるようにという願いが込められています。
- 長崎市内では、個人で花火を大量に買い込み、街全体が賑やかな雰囲気に包まれます。
- 花火や爆竹の音が鳴り響く中、鐘楼船がゆっくりと進む様子は、まさに長崎ならではの風景です。
- 長崎のお盆と言えばお墓で花火。墓地に行けば、初盆だと一目でわかります。
🚢鐘楼船(しょうろうぶね)とは?
鐘楼船は、長崎のお盆の象徴ともいえる存在です。精霊流しの際に登場するこの船は、故人の霊を乗せて送り出すためのもの。
- 地元の人々が手作りで制作し、故人の名前や写真、思い出の品などが飾られます。
- 船には鐘が取り付けられており、鐘の音を鳴らしながら街中を練り歩きます。
- 鐘の音には「魂を導く」「邪気を払う」といった意味があり、厳かな雰囲気を醸し出します。
鐘楼船は、家族や地域の人々が協力して作り上げるもので、長崎の人々の絆や故人への想いが詰まっています。
しかし、長崎市内を練り歩く鐘楼船には、あまり近づきすぎないことをお勧めします。(車で近くを通った時に、爆竹をぽーいとされて焦った記憶があります。)
🏮長崎のお盆に込められた想い
長崎のお盆は、ただの行事ではなく、故人を偲び、家族や地域のつながりを再確認する大切な時間です。
- 花火の美しさの裏には、祈りと感謝の気持ちが込められています。
- 鐘楼船の行進には、長崎の歴史と文化が息づいています。
- この時期、街のあちこちで「想いを形にする」風景が見られ、心が温かくなります。
(いきなり甲子園の話)8/16長崎県代表の創成館は、3回戦まで進出を果たしました。甲子園という夏は終わりましたが、きっとこれからも熱い闘志は受け継がれていくでしょう。がんばれ!高校球児!!
今年のお盆も、長崎の空には祈りの花火が咲き、鐘の音が響き渡りました。私たちネクスト・プラスも、地域の皆さまと共に、こうした伝統を大切にしていきたいと思います。
お盆はご先祖を偲び、ご家族の未来を考えるとき。相続税のご相談なら、ネクスト・プラスがサポートいたします。